食ロスとは?
本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。食べ物を捨てることはもったいないですし、環境と経済に悪影響を与えてしまいます。
食品ロスの年間量 年間472万t(令和4年度推計値)
全国民が毎日、おにぎり約1個を捨て続けているイメージ
ちなみに、おにぎり1個170円とすると年間で約6万円
食品ロスの発生原因
食品を作る時に、売る時、食べる、様々なシーンで発生しているのが現状です。

出典:食品ロスとは-農林水産省
家庭でできる節約アイデア5選
①冷蔵庫内の整理整頓
理想は冷蔵庫を開ければ、中身と食品期限が一目瞭然な状態てす。
まずは小さなドアポケット1つから整理してみましょう。
ポケットには調味料を立たせて期限が見えるように収納しましょう。生姜チューブや、残り少ないマヨネーズは横に倒れがちなので、立たせるアイテムを活用するのがオススメです。倒れるたびに立て直すストレスが無くなりますよ!
調味料は使い切れないうちに次々買いがちですが、ポケットに収まる程度に留めることをおすすめします。
ポケットの整理が完了したら、次は正面の棚の整理です。納豆やヨーグルトなどを常備する方は、カゴを使い専用スペースを確保すると良いでしょう。冷蔵庫から短時間でものが取り出せるようになり、電気代節約につながります。
整理すると、期限が近い食品が出てきます。これらは透明のカゴに入れて、優先的に使うようにしてください。このカゴには見切り品を入れるのもおすすめです。
整理整頓ができると、食品期限切れは劇的に減らせますし、電気代の節約にもなるので一石二鳥ですね。できることから始めてみましょう!
②買い物の際に「期限」「内容量」「手間」を確認する
期限が短かったり、量が多すぎるたり、手間がかかかると使い切れない可能性があります。買う前に、パッケージの賞味期限欄と内容量欄を確認してください。また、調理の必要が無いかや下処理の手間がかからないかも確認のうえ購入してください。
使いきれず捨てる事態を買い物の段階で防いでいきましょう!
③まとめ買いと都度買いの併用
1ヶ月分の食品をまとめ買いし、食品が不足すれば都度買い足す方法は、食品ロス削減と節約の観点からおすすめです。
まとめ買いの際、お肉などの大容量パックは単価が安いので検討するのもありですが、期限が短いので帰宅後すぐに小分け冷凍保存することで期限切れが減らせるでしょう。
週の後半に買い足すものは、鮮度が重要な生鮮食品が向いています。

④個包装を選ぶ
和風だし、洋風だし、エスニック系、中華系、スパイスなど瓶やチューブの調味料は使い切れず、長期間残りがちです。中には一度使ったきりそのままになっているものもあるのではないでしょうか。
そこで、個包装パックを選んでみてください!
直前に開封するためフレッシュな風味が楽しめたり、内容量が明確なため軽量が楽になったり、
お弁当に持っていける点も個包装ならではのメリットです。
⑤見切り品を活用する
スーパーやコンビニで、期限が間近な食品を見切り品として割引して販売していることがあります。
節約になりますし、店側のフードロス削減に貢献できるので、活用しない手はありませんね。
閉店の数時間に行くと、多くの見切り品が見つかるかもしれません。
ただし、期限内に食べきれるか確認してから購入してくださいね。
まとめ
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
削減することで、経済的にも環境的にもよい効果が表れます。
今回紹介した5つの方法のうち、できそうなものから始めてみてみてください。
➀冷蔵庫内の整理整頓
②買い物の際に期限と内容量を確認する
③まとめ買いと都度買いの併用
④個包装を選択
⑤見切り品を活用する