アレルギー物質を含む食品に関する表示について

食物アレルギーとは

卵や乳などのアレルゲンを含む食物を摂取した際、体がアレルゲンを異物と認識し、「かゆみ」や「腫れ」などの症状を起こすことです。

アレルギーアレルゲン
体の免疫が過剰反応することで発症する症状
→かゆみや腫れ など
食物アレルギーの原因となる物質
→卵や乳 など

食物アレルギー患者

鶏卵、牛乳、小麦が原因となる割合が多いのですが、直近ではクルミやカシューナッツなどの木の実類によるアレルギー患者が増加しています。

食物アレルギー表示制度

発症数や重篤度が高い特定原材料8品目を含む加工食品には表示が義務付けられています。

過去に一定の頻度で健康被害が見られた特定原材料に準ずるもの20品目を含む加工食品の表示は任意となっています。

食物アレルギーの症状

人や年齢によってトリガーとなるアレルゲンやその量は異なりますが、最も多いのは皮膚症状です。

原因となる食物を食べた後、アレルギー症状が複数の臓器に対してあらわれて生命に危機を与えうる過敏反応を「アナフィラキシー」といいます。

食物アレルギーの検査

病院にて血液検査や皮膚テストなどのアレルゲン検査を受けることができます。

血液検査は実際に受けたことがあるのですが、やることは採血のみなので短時間で済みました。検査費用は数千円で、検査結果は1週間後に郵送で届きました。

まとめ

アレルギーとはアレルゲンを含む食物を摂取した際、体がアレルゲンを異物と認識し、皮膚や粘膜などに症状を起こすことで、その罹患率は増加しています。

発症数や重篤度が高い特定原材料8品目を含む加工食品には表示が義務付けられています。

アレルゲンとその症状は多岐にわたりますが、病院にて簡単にアレルギー検査が受けられます。

出典:加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック 消費者庁

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